2011年7月5日火曜日
7/5 毛なし四つ腕ゴリラ
●たとえば、HRギーガーのデザインしたエイリアン。
あれの凄いのはパッと見てモチーフがなんなのか不明なところだ。もちろん二足歩行で二本腕だから基本人間(霊長類)なんだろうけど、それ以外はなんなのさ?って話。
爬虫類とは言い難いし、昆虫でもなさそうだし・・。
子供のころ、全身の写った写真を初めて見たとき「なんじゃこりゃ!?」と絶句したのを覚えている。
ウルトラマンはどうだ?
今でこそ正義の味方のアイコンとして認知されてるけど、その認識をとっぱらって、まっさらな気持ちで見たらエイリアンに負けず劣らずの「なんじゃこりゃ?」感があると思う。
基本無表情でなおかつ死んだ魚みたいな目をしてるし、番組初期のころ(に使われていたスーツ)はブッチャーのリングシューズみたいに足の先が反ってたし。
ハヤタ隊員とのファーストコンタクトでは話しの終わりを物凄く嫌な笑い声で締めくくってたのも印象的だ。
ハヤタと合体してなかったら地球に留まってなかったろアイツ?
何が言いたいのかといえば、両者?とも並ぶものが無いほど独創的でインパクトのあるデザインだということ。
もちろん他にも古今東西の名作と言われるSF映画やホラー映画には独創的なモンスターやエイリアンがたくさん出てくる。
で、「スーパー8」。本日、夜勤明け後に吉祥寺まで見に行きました。
ストーリーは良かったですよ。うん。
ただ、宇宙人がなぁ( ゚д゚)・・。どんな姿をしてるのか?っていうのはキモじゃないですか?。
さんざん引っ張っておいて一時間半後ぐらいに出てきたのが毛の抜けた四つ腕のゴリラみたいな奴。
とうてい独創的とは言い難いデザイン。なんか中二男子が答案用紙の裏に書きなぐったようなシロモノなんすよ。
っていうか、あれたくさん出てきてたよね?ロード・オブ・ザ・リングに?
今回の「スーパー8」に限らず、大作SF映画でのガッカリデザインは多い気がする。
トムクルーズ主演の「宇宙戦争」もそうだった。トライポッドは腰が抜けるほどカッコよかったけど、中に乗ってる宇宙人がパクリ(もしくは同じデザイナー?)と思うほどインディペンデンスデイの宇宙人にそっくりだったしな。
あんなもん出すくらいなら、むしろ原作に敬意を表して蛸形にしちゃえばよかったのにさ。
とにかく、せっかく高い金払ってんですから独創的でドキドキするようなモンスターを出してくださいな!!
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