2013年10月30日水曜日

10/30 薔薇



秋の心に描くのは

遠い夏の薔薇の面影

落ち葉の上の重なる影に

その幻を虚しくさがす


冬の心に描くのは

遠い夏の薔薇の面影

色を無くした凍てつく景色に

その幻をにじませる


春の心に描くのは

遠い夏の薔薇の面影

舞い散る花のそのむこうの

新たな夏に背を向けて


いつも心に描くのは

遠い夏の薔薇の面影

忘れたはずの孤独の痛みが

今も不意に胸を刺す


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2013年10月28日月曜日

10/28 天井を眺める日



●先々週の撮影の緊張が一週間後に途切れたとでも言わんばかりに、先週の金曜日は朝からハードに発熱。

翌土曜は上映会だったので差障りあるとマズイと思い一日中ベッドに横になっていたのだが、日が変わるくらいに体温が40℃を越え、体力的にも信じられないほどグロッキーな状態に・・。

とうてい動けるような体調ではなかったので、やむなく上映会の主催者である加藤プロデューサーに欠席の旨を伝えるメールを送った。

断腸の極みである。



●26日の上映会は8月末の上映会で上映された2本プラス新作1本の計3本が上映された。

新作の「until」は私は出演していなかったので細かな情報はまったく知らされておらず、ストーリーもネット上の告知でUPされていた大まかなものしか認知していなかった。

先週の半ばくらいになって関連スチールがフェイスブック上にUPされたのだが、それがこれ↓↓


うーん・・。

なんだろうなコレは・・・今だかつて無いロマンチックな何かがPCのディスプレイからドバドバとあふれてくる気がするw

来世は野原で目をつぶって寝転んでるだけで絵になる美男子か美女に生まれてこよう。絶対に。

冗談抜きに、とてもいい写真だ。たぶん出演者には、もっと前にメール等で手元に送られてきていたんだと思う。

私は出演者じゃないけど欲しかったな、この写真は。

そうすれば、このブログでも告知に添えるかたちでガンガン使ったんだけど。


●「告知」といえば、このブログでも定期的にこんな感じでやってたんですが、ストーリーの情報が、これまた先週になって更新。

「Until」出演予定 金沢雅美、Shinyong、伊藤晃一、瀧マキ、大城蓮
あらすじ 遠くて近い未来

そこは 空気汚染が酷く進みマスクなしでは生きていけない
食物も汚染され食べる事ができない
平均寿命は30歳と2ヶ月

そんな時代に生きる二人へ
また、ただ生きる為だけの唯一食べる事ができる食料ゼリーが配給される。

そして。。。

最新のが上記↑のような感じなんですが、古い情報(このブログで直近では10/21に掲載)は・・。


「Until時の悲しみと喜びと」(仮題)
出演予定 金沢雅美、Shinyong、伊藤晃一、瀧マキ、大城蓮

あらすじ  20世紀『人生は何かを成し遂げるには短すぎる。
何もしないで過すには長すぎる。』誰かが言った。しかし、24世紀:医療技術の発達により、日本人はついに、平均寿命164、8歳となった。超劇的高齢化社会に、生きる若者達は暇を持て余していた。若者達の中では、時間をかけて何かをする事が、お洒落となり流行り始めていた。


全然違うw

これ大丈夫だったのかな?「関係者のかたのブログに載ってた内容と違いました」なんてクレーム来てませんよね?

まあ、そんなに大勢が読んでるブログじゃないし、そもそも今更気にしてもしょうがないことではあるけど。



上映会は平日開催だった前回より客の入りが良かったとのこと。悪天候でそういうことなら晴れてればもっと客は入ってたのかな?



自分のサイトに作った上映会までのカウントダウンページもカウンターがゼロ表示に。

これも早めに更新しよう。


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2013年10月23日水曜日

10/23 最近観た映画。



「地獄でなぜ悪い」

前半の長谷川博己さんと坂口拓さんのやりとりは愛らしくて切なくて観ていて胸が詰まった。

長谷川さんのキャラクターって何も知らない人が見たらカリカチュア的な誇張の産物だと思うんだろうな。

自主映画やってる人って、おおげさじゃなく実際にあんな人ばっかりです。

後半の殺戮シーンはかなり萎えた。ハーシェルゴードンルイスばりのゴア描写の連続で、なにもそこまでやらなくても・・・というのが正直な感想。

二階堂ふみさんにはいつも既視感を感じていて、いろいろと分析するに若いころの薬師丸ひろ子さんと共通点があるんじゃないかと思う(ああ、異論は認めるさ・・)。

あの野暮ったさと可愛いさの拮抗したところが。

そういえば薬師丸さんもヤクザといっしょに殴りこみする映画に主演していたな・・。




「レッド・ドーン」

1984年の映画「若き勇者たち」のリメイク作品。

旧作は頻繁にテレビで放映されてた。主演のパトリック・スウェイジの吹き替えを柴田光彦さん(「大草原の小さな家」のマイケル・ランドンの吹き替えをやられていた人)がやっていて、その記憶が強烈に残っている。

旧作はキューバ・ニカラグア・ソ連の連合軍がアメリカに攻めてくる、という設定だったが、今作はなぜか北朝鮮とロシアの連合軍。

もともとは中国とロシアの連合軍だったらしいが、いろいろと物議をかもして北朝鮮に変更になったらしい。

冒頭で映画のストーリーに至るまでの世界情勢が実際のニュース映像を利用してフェイクドキュメンタリー風に描写されるのだが、そこでも中国の存在は華麗にスルー。

ロシアと北朝鮮が大規模な軍事行動なんか起こしたら中国も当然なにがしかのリアクションを起こすと思うのですが・・。

劇中で存在が一切語られないと不気味な感じがして、かえって黒幕的な印象を観ている人に植えつけるような・・・。

はっ!!それが狙いか!!w

旧作の脚本手がけたのはジョンミリアスで、2011年には「ホーム・フロント」というテレビゲームの脚本も手がけている。

こちらもアメリカが北朝鮮に占領されるというストーリー。

どんだけ大活躍なんだ北朝鮮。




「フッテージ」

こちらは劇場公開時に観ようと思っていたのだが忘れてしまい、最近DVDをレンタルして観た。

ノンフィクション作家が、未解決殺人事件について執筆するために事件現場となった家に家族と共に引っ越してくるが、その家の天井裏で殺人現場を撮影した8mmフィルムを発見する。

そのフィルムの謎を解明しようとするが、やがて身の回りで不可解な出来事が起こり始め・・・。


というようなホラー映画。


プロットが日本のホラー映画「リング」っぽいなーと思ったら、案の定「リング」に着想を得て作られた作品とのこと。


主人公には2人の子供がいるのだが、2人とも女の子だと思ってみてたら終盤になって片一方の子が男の子だという事に気がついて、個人的にはそれが一番驚いたw


いちおう黒幕的なモンスターというか邪神というか変なのが出てくるのですが、その造形が安っぽくて・・。

むしろアイツが出てこなければ逆に不気味さが引き立ったんだけどな・・。

●多分、他にも何作か観たはずなんですが、最近忘却力がハンパなくて思い出せません。

見終わった後の帰路で電車に揺られているうちに寝てしまうことが多いので、それも忘れてしまう原因のひとつなんでしょう。

家の近所に映画館がある奴はつくづく人生の勝ち組だと思います。


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2013年10月21日月曜日

10/21 クランクアップ


●4日間にわたる加藤組の撮影が本日終了。


現場は加藤組およびシネマプロデュース関連の作品でお馴染みとなっている都内某バーでした。

今回はキャバクラという設定で、そのすじの店で実際に働いているプロの女性がキャストとして五名参加。

彼女たちがふりまく華やかな空気に現場の男衆は全員腰砕け状態でした。


今回の作品はスタート時点からいろいろと波瀾がありましたが、とりあえず無事終了してホッとしているところです。

実はかくいう私も撮影開始の2日前に右まぶたが炎症をおこして腫れてしまったのです(15日の深夜に台風の風雨の最中、屋外で立ち仕事をしていて雑菌が入ったと思われ・・・)。

かなりテンパリつつ&&冷えピタを駆使して通常に近い状態まで回復。

若干、炎症からくる赤みが残ってはいたのですが、現場で何も言われなかったので多分大丈夫でしょう。


上映は関連数作品と共に来年の春くらいに上映会が開かれる予定とのこと。

詳細はいずれまた、それくらいの時期に。


●で、それとは別に毎度おなじみの上映会告知です。

というか、もう一週間切ってるのね・・・。


10/26(土)13:20 ~14:50/15:10~16:20

「Until時の悲しみと喜びと」

「笑遺伝子」
「スナイパー吉田の憂うつ」3本立て

「Until時の悲しみと喜びと」(仮題)

出演予定 金沢雅美、Shinyong、伊藤晃一、瀧マキ、大城蓮

あらすじ  20世紀『人生は何かを成し遂げるには短すぎる。
何もしないで過すには長すぎる。』誰かが言った。しかし、24世紀:医療技術の発達により、日本人はついに、平均寿命164、8歳となった。超劇的高齢化社会に、生きる若者達は暇を持て余していた。若者達の中では、時間をかけて何かをする事が、お洒落となり流行り始めていた。

「笑遺伝子」

出演 緒方香織、相良千尋、栗橋勇、牛井清、桜田かをる、美月ゆきね、石原旭仁、
奥崎愛野、おやなぎ美李、美鈴みかん、中村のりこ、浅井祥一、望月ミキ、平野利彦、太田雅之、中山勝仁、福江研二、星野恵亮、鈴木充治、水沢朋美、内藤典彦


あらすじ 近くて遠い未来:人類はついに『 悲しみと怒り 』つまり【 負の感情 】を超越した。
高度な遺伝子組み換え技術により、悲しみと怒りを感じない新人類と化した。妊娠中からDNAを操作し、負の感情をコントロール出来る脳で生まれてくる。また、その手術が受けられない下級層は非新人類となり差別される対象となった。果たして我々の行く末は。


「スナイパー吉田の憂うつ」

出演 牛井清、桜田かをる、栗橋勇、くれあ、太田雅之、
鈴木充治、石原旭仁、星野恵亮、中嶋蘭


あらすじ 普通のサラリーマン吉田宅に突然、謎の黒服男が現れる。黒服の男から地球を救う国家プロジェクトに選ばれた。断ると大変なことになると言われしびしぶ承諾。そこで待ち受ける吉田の奮闘アクションコメディ―作品!


なかのZERO 視聴覚ホールにて上映。

チケットの購入はここらへんで

問合せ シネマプロデュース  03-5431-3715(平日9~18時)

よろしくおねがいします。



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2013年10月18日金曜日

10/18 前夜




●子供のころ、遠足の前の日の夜は、いつも寝ることができなかった。

たかだか高尾山とかそのへんに行くってだけの話なのに。

朝になって母親が起こしにくると、とりあえず寝てるふりをするのだけど、寝ていない事がバレバレで「30分でもいいから寝なさい!!寝ないと遠足に行かせないわよ!!」といつも怒鳴られた。


明日と明々後日は撮影だ。

今夜は眠れそうにない。たぶん明後日の夜も。


子供のころに味わった「あの興奮」と同じものが今胸の内にある。

そんな他愛の無い興奮を40歳を過ぎて味わっている自分の人生って・・・・。


幸福不幸のどっちなのかと問われれば、

たぶん圧倒的に幸福なんだと思う。


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2013年10月9日水曜日

10/9 夜明けよ。汝はわが敵なり。




●月曜日からこっち、朝四時起きというタイムスケジュールが続いている。

とりあえず明日の朝まで、そんな感じだ。


今更ながらなんだけど、自分は夜型人間ということをつくづく思い知らされた。

働く時間の長さは同じなのに(まあ、ちょっぴり朝のほうが忙しいけどさ)早朝からの仕事のほうが疲れがハンパない。

昨日、一昨日と夕方に帰宅してから即寝床に入って、気がつけば大げさじゃなく次の日の明け方って感じだった。

しかも、そこそこの睡眠時間を取ったというのに前日の疲れが取れないという悪循環。


おまけに、この2日ほど日中のイヤラシイ暑さったら!!


今週はあと2日働けば終了。

週末から新しい事がはじまるので無理せずに乗り切るつもりだ。



●そんな毎日ではありますが、告知も忘れずにやらせてもらいます。


10/26(土)13:20 ~14:50/15:10~16:20

「Until時の悲しみと喜びと」

「笑遺伝子」
「スナイパー吉田の憂うつ」3本立て

「Until時の悲しみと喜びと」(仮題)

出演予定 金沢雅美、Shinyong、伊藤晃一、瀧マキ、大城蓮

あらすじ  20世紀『人生は何かを成し遂げるには短すぎる。
何もしないで過すには長すぎる。』誰かが言った。しかし、24世紀:医療技術の発達により、日本人はついに、平均寿命164、8歳となった。超劇的高齢化社会に、生きる若者達は暇を持て余していた。若者達の中では、時間をかけて何かをする事が、お洒落となり流行り始めていた。

「笑遺伝子」

出演 緒方香織、相良千尋、栗橋勇、牛井清、桜田かをる、美月ゆきね、石原旭仁、
奥崎愛野、おやなぎ美李、美鈴みかん、中村のりこ、浅井祥一、望月ミキ、平野利彦、太田雅之、中山勝仁、福江研二、星野恵亮、鈴木充治、水沢朋美、内藤典彦


あらすじ 近くて遠い未来:人類はついに『 悲しみと怒り 』つまり【 負の感情 】を超越した。
高度な遺伝子組み換え技術により、悲しみと怒りを感じない新人類と化した。妊娠中からDNAを操作し、負の感情をコントロール出来る脳で生まれてくる。また、その手術が受けられない下級層は非新人類となり差別される対象となった。果たして我々の行く末は。


「スナイパー吉田の憂うつ」

出演 牛井清、桜田かをる、栗橋勇、くれあ、太田雅之、
鈴木充治、石原旭仁、星野恵亮、中嶋蘭


あらすじ 普通のサラリーマン吉田宅に突然、謎の黒服男が現れる。黒服の男から地球を救う国家プロジェクトに選ばれた。断ると大変なことになると言われしびしぶ承諾。そこで待ち受ける吉田の奮闘アクションコメディ―作品!


なかのZERO 視聴覚ホールにて上映。

チケットの購入はここらへんで

問合せ シネマプロデュース  03-5431-3715(平日9~18時)

よろしくおねがいします。



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