2013年10月23日水曜日

10/23 最近観た映画。



「地獄でなぜ悪い」

前半の長谷川博己さんと坂口拓さんのやりとりは愛らしくて切なくて観ていて胸が詰まった。

長谷川さんのキャラクターって何も知らない人が見たらカリカチュア的な誇張の産物だと思うんだろうな。

自主映画やってる人って、おおげさじゃなく実際にあんな人ばっかりです。

後半の殺戮シーンはかなり萎えた。ハーシェルゴードンルイスばりのゴア描写の連続で、なにもそこまでやらなくても・・・というのが正直な感想。

二階堂ふみさんにはいつも既視感を感じていて、いろいろと分析するに若いころの薬師丸ひろ子さんと共通点があるんじゃないかと思う(ああ、異論は認めるさ・・)。

あの野暮ったさと可愛いさの拮抗したところが。

そういえば薬師丸さんもヤクザといっしょに殴りこみする映画に主演していたな・・。




「レッド・ドーン」

1984年の映画「若き勇者たち」のリメイク作品。

旧作は頻繁にテレビで放映されてた。主演のパトリック・スウェイジの吹き替えを柴田光彦さん(「大草原の小さな家」のマイケル・ランドンの吹き替えをやられていた人)がやっていて、その記憶が強烈に残っている。

旧作はキューバ・ニカラグア・ソ連の連合軍がアメリカに攻めてくる、という設定だったが、今作はなぜか北朝鮮とロシアの連合軍。

もともとは中国とロシアの連合軍だったらしいが、いろいろと物議をかもして北朝鮮に変更になったらしい。

冒頭で映画のストーリーに至るまでの世界情勢が実際のニュース映像を利用してフェイクドキュメンタリー風に描写されるのだが、そこでも中国の存在は華麗にスルー。

ロシアと北朝鮮が大規模な軍事行動なんか起こしたら中国も当然なにがしかのリアクションを起こすと思うのですが・・。

劇中で存在が一切語られないと不気味な感じがして、かえって黒幕的な印象を観ている人に植えつけるような・・・。

はっ!!それが狙いか!!w

旧作の脚本手がけたのはジョンミリアスで、2011年には「ホーム・フロント」というテレビゲームの脚本も手がけている。

こちらもアメリカが北朝鮮に占領されるというストーリー。

どんだけ大活躍なんだ北朝鮮。




「フッテージ」

こちらは劇場公開時に観ようと思っていたのだが忘れてしまい、最近DVDをレンタルして観た。

ノンフィクション作家が、未解決殺人事件について執筆するために事件現場となった家に家族と共に引っ越してくるが、その家の天井裏で殺人現場を撮影した8mmフィルムを発見する。

そのフィルムの謎を解明しようとするが、やがて身の回りで不可解な出来事が起こり始め・・・。


というようなホラー映画。


プロットが日本のホラー映画「リング」っぽいなーと思ったら、案の定「リング」に着想を得て作られた作品とのこと。


主人公には2人の子供がいるのだが、2人とも女の子だと思ってみてたら終盤になって片一方の子が男の子だという事に気がついて、個人的にはそれが一番驚いたw


いちおう黒幕的なモンスターというか邪神というか変なのが出てくるのですが、その造形が安っぽくて・・。

むしろアイツが出てこなければ逆に不気味さが引き立ったんだけどな・・。

●多分、他にも何作か観たはずなんですが、最近忘却力がハンパなくて思い出せません。

見終わった後の帰路で電車に揺られているうちに寝てしまうことが多いので、それも忘れてしまう原因のひとつなんでしょう。

家の近所に映画館がある奴はつくづく人生の勝ち組だと思います。


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