2014年5月19日月曜日

5/19 機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に



「機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に」 本日新宿にて観賞。

先行して発売されていた福井晴敏の小説は一巻目だけ読んで挫折。以降は全然ストーリーに触れることも無く本日このラストエピソードを観賞。

そんなわけで当然ストーリーに全然追いつけてないというのもあるのだが、時を越えたり宇宙の果てに行ってしまったりと展開が超絶的で、ここから「F91」とか「Vガンダム」に続いていくのかと思うと猛烈に違和感がある。

もっとも富野アニメというのはファーストガンダムとかイデオンとか、なにげにスピリチュアル的な要素が多かったりするので、そういうのを受け継いでの展開といえるのかも知れないけど。

ファーストと同じ宇宙世紀の世界観を共有しているので旧作のキャラクターも登場してくるのだが、ブライト艦長の声優である成田剣さんには本当に驚かされる。

もともとのブライト役の声優さんである鈴置洋考さんが2006年に亡くなられた後、ブライト役にキャスティングされたのだが、鈴置さんが亡くなられたことを知らない人間が聞いたらまず間違いなく同じ人間の声の演技だと思うはずだ。

「ルパン三世」の声優が一部一新された時も、そっくりな声質の人ばかりで驚かされたが、これは日本の声優の層の厚さが為せる業なのだろう。

そして今年亡くなられた永井一郎さんも物語の鍵をにぎる黒幕的な存在で出演されている。

劇中で"子供達に未来を託す"という台詞が出てくるのだが、以前からエッセイ等で辛口の世相感を論じられていた永井さんだけあって、3.11以降の日本に対する御自身の思いを込めながら、この台詞を口にされたのかな?などと勝手に思って目頭が熱くなってしまった。

スタッフロール終了後、さっそく新作のガンダム作品の予告が流れて、おもわず唸ってしまった。

なんやかんやで自分もまた劇場に足を運んでしまうのかな?


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