2014年5月11日日曜日

5/11 寄る辺無き者の春 


●高名な作家や俳優のところに、春になると就職にあぶれた人間が弟子志願でやってくるという話を聞いたことがある。

私のところにも、それらしい人間からメールがきた。

といっても35歳の男性なので就職にあぶれたというのとはちょっとちがうかもしれない。

具体的に書くとシネマプランナーズオンライン というSNS経由でのメールで、題名が"はじめまして。千葉在住の35歳の男です"となっており、本文に"内弟子を取ることに興味はありませんか?"と一行だけ記されていた。

はじめ読んだ時は、すぐに意味を理解できなかったが、額面どおりに受け取っていいんだと気づいたら眩暈をもよおした。

ようするに私という人間に対して壮大な勘違いをしているのだ。

上記のSNSでは日記も書いているので、私が役者だけで食べていけるような人間じゃないことは日記を読めば理解できると思うんだけどね・・。

そんな人間に内弟子志願のメールを送るなんて(=_=)。

その旨を言い含めた返信メールを送ろうと考えたが、ふいに好奇心がムクムクと湧いてきて「内弟子ということは私の家に住み込みということになると思うのですが、その場合あなたは私に対して何をしてくれるのでしょうか?」とメールを送ったら・・。

「重要なのは僕があなたに何をするかじゃなく、あなたが僕になにをしてくれるのかだと思うのですが?」

・・とか、アメリカ大統領の就任演説の名文句みたいな返信を送ってきやがりました。

もう速攻で着信拒否ですよw


その他に与沢翼の弟子という人物からアナタをプロデュースさせてください!!などというメールも。

なんでもプロモーション用のサイトの立ち上げとファンとの交流会wのプロデュースをリーズナブルな価格で請け負ってくれるらしい。


・・・・なんというか春というのは後のない人間が色々と必死になる季節なのかもしれない。

いや必死になるのはOKなんだけど、できれば私にはかまわないでほしいな。

ただでさえ自分のバカさ加減にウンザリしている毎日なのに寄ってくる人間までバカばっかりなんて救いが無いじゃないか。

ホームへ










0 件のコメント:

コメントを投稿