2013年6月10日月曜日

6/10 映画は作られつづける。


●明け方、仕事の行きに歩きながらYOUTUBEにUPされた一本のショートフィルムを観賞。

秋葉原通り魔事件の加藤被告をモデルにした作品との事。

13分ちょっとの尺で、作業服をきた無表情の青年が、ひたすら携帯をいじったり写メで自分の写真を撮ったり夜中の街をウロウロ歩き回ったり・・・・・登場人物は男性1人だけで最後まで無言。

ラストは秋葉原の街中でガックリ肩を落として唐突に終わる。

ひたすらシュールで、たとえばホラー映画の「リング」がリメイクされて、断片的にでもこの映像が呪いのビデオの映像として使われたら違和感がないぐらいだ。

問題は、このショートフィルムを見ても七日後に呪いで死ぬ事はなく「あー、つまらないもの見ちゃったな」という苦い記憶とともに、その後の人生を生きなきゃいけないことである。

役者が黙りっぱなしで何かが伝わったら世話ないし(ひょっとしたら、そんな凄い役者も存在してるのかもしれないけど上記のショートフィルムの役者は、その域にはかなり遠いのは確実だ)それ撮って監督でございと言われたら一億総監督だよ。

私なら白ブリーフで包丁もって街中ウロウロしてるのを撮影して「川俣軍司通り魔事件をモチーフにしましたと」言い張るわ。

たとえ拙い出来でも、見る側としては起承転結をあるていど期待するものだし、それが無いというのは(五年前の事件直後に作られたとのことで資料は少なかったのかもしれないけど)ストーリーテリングの安直な放棄としか思えん。

まあ、私自身は脚本書いたり映画作ったりなんてことはしたことないし、将来的にも確実にしないだろうから偉そうなことは言えないのかもしれないけど、脚本制作で苦しんでいる人間を身近に少なからず知っている身としては耐えられんのですよ。

実は上記作品の監督のツイッターのアカウントをフォローしていて直接感想を送ろうかと思ったけど、無視されたり「粘着ウゼェ」的な返信がきたら嫌なので、こっちに書きました。

この記事のURLリンクしてツイッターにツイートはしますけどね。


●話は変わって昨日にひきつづきの上映会の告知。

↓↓↓↓

「浅草ゆうれい~悪人退治騒動記」
<あらすじ>
今回の作品は、浅草テーマパークのお化け屋敷で働いていたお化け役者たちが、不況の影響でリストラにあう。
リストラされたメンバーがお化け役者プロダクションを設立します。
大きな仕事が舞い込み、お化け役者の数が足りずオーディションを開催し揃ったメンバーが繰り広げるドタバタ奮闘コメディ―作品です。
主演は映画『ひきこさん:制作/ミュージックシネマズジャパン』主演女優でひきこ役を演じた牛抱せん夏さんをお迎えします。
牛抱さんは応募総数150人の中から怪談グランプリ2010で優勝し定期的に浅草で怪談話を行ってます。


【登場人物】
白井 ひきこ(28)怪談得意 お化け役者         牛抱 せん夏
桜田 かをる(25)メーク 気が強いが優しい       桜田 かをる
小菅 健太 (30)  若きリーダー           小菅 健太
徳川 茂  (50) いぶし銀お化け役者         得能 茂 
坂上 マキコ(55) ベテランお化け役者         瀧 マキ
赤井 じゅん (26) お化け役者スケジュール管理    前里 ゆな
茂木 信彦 (40) お化け役者 鬼教官         早乙女 バッハ
根口 昌男(25) お化け役者 ブルーマン        太田 雅之
青田 誠 (38)  お化け役者 仕事出来なそうな雰囲気  関 誠
氏家 厳     酔っ払い                氏家 信樹
天草 二郎     天草工業 すけべ社長         天田 将行
宇野 勝部長    天草工業 人事部長          牛井 清
星野 係長     天草工業 社員            栃原 智
若狭 智恵     天草工業 社員           大塚 千那
老人                           熊谷 武志
石渡        公園管理人              松山 容子
小木 洋美       オーディション合格者       鈴木 洋美
大山 一男  大柄でやはり変な雰囲気ある人        福江 研二
弘岩 玉舟  催眠術師                  弘岩 玉舟
佐藤 大五郎  ガンアクション研究家          須藤 為五郎


スタッフ
監督・脚本・プロデュース     加藤 純平
カメラマン・編集         森島 大輔
オーディションシーン・カメラマン 大矢 敏幸
制作     熊谷武志
北原  
  水谷 浩 
  丸田麻理菜
メーキングカメラマン・ディレクタ― 牛井 清 
アドバイザー     五木田 亮一、吉田ウーロン太 
       浅草ロケ・コディネート  オフィス・サンヨー企画 須藤為五郎
製作   シネマプロデュース 


なかのZERO 視聴覚ホール
06/15(土) 13:30 ~15:00
「浅草ゆうれい」「愛し合ってるかい?」「とにかく大変でどこか変な人たちです」
06/15(土)15:30~16:50
「浅草ゆうれい~悪人退治騒動記」(上映時間70分)
06/29(土)13:30 ~15:00
「浅草ゆうれい」「愛し合ってるかい?」「とにかく大変でどこか変な人たちです」
06/29(土)15:30~16:50
「浅草ゆうれい~悪人退治騒動記」(上映時間70分)


チケットはイ―プラス  http://eplus.jp/qa
購入方法 ファミリーマートへ行き端末でイ―プラスのページから購入。わからない場合は端末についてる電話(無料)で聞いてください。
または、パソコンでイ―プラスのページ→申し込み→ナンバープリントアウト→ファミリーマートかセブン・イレブンでチケット購入
前売り1,200円  当日1,500円

問合せ シネマプロデュース  03-5431-3715(平日9~18時)
  


ちなみに上映会の主催者である加藤さんからも直接チケットを購入することができるそうです。

加藤さんはこんな人です。

都内で見かけたら迷わず「チケットください!!」と言いましょう。


大丈夫。秋葉原通り魔事件の犯人と同じ苗字だけど優しいナイスダンディです。


→ホームへ。










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